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書評 「結婚しないの?できないの?」

 




女性向け恋愛指南本です。ぐっどうぃる博士と双璧をなす森川教授の本です。
では、書評を書いていきます。

 

男にとっての性行為は、「関係の終わりの始まり」です「関係の始まり」である女
間には、恋愛コミットメントの逆転が起こるようになります。「デートのたびにセックス」が
恒常化すると、だんだんデートの質が低下してきます。

他方、女性のほうは2人の距離が縮まったと思い、なれなれしくなり、相手の男の愛情度に不満を覚えるようになるといいます。

男にとって恋愛の帰結が結婚ではなく、性行為である以上、女性がやすやすとセックスをさせないということが恋愛を長引かせるコツなのです。

「自然と結婚」が難しい理由は、「一夫一婦制」というのは、母子にとっては有利ですが、
その分、夫にとっては不利になるようにできているためです
。一夫一婦制とは、婚姻届
を役所に提出して、今後、お互いのみを長期的に保有し合い、今後の人生で一度
も浮気をしないことを宣言することです。この2人の関係を結びつけているのが恋愛感情です。
この関係が、うまくいかない理由がおもに4つあります。

まず、現実問題として、恋愛感情が長続きしない点が挙げられます。ドキドキす
るのは快感ですが、これがずっと長く続くのは身体によくないからです。健康になろう
とする私たちの身体はドキドキを抑えようとするので、恋愛感情は自然に消滅に向かいます。

第2に、恋人や夫婦間では当然、性行為を行いますが、その行為もおざなりになることです
性行為は、すればするほど満足度の総量は大きくなりますが、10回、50回、100回と重ね
るうちに、満足度は1回目に比べて減少していきます。生ビール1杯目はおいしいですが、2杯目
からはおいしさが減少していくのと同じです。


第3の問題点は、年齢に比例して女性の視覚的価値の変化が顕著で、視覚重視の男にとっては恋愛感情の消滅に至る期間が短いという点です。美人であることだけで結婚した男の恋愛感情は消滅する可能性が高く、消滅の速度も速いというのが特徴です。

ということで、視覚以外の要素で配偶者を選びたいのですが、実際に女性によっては視覚的要素の果たしてきた役割が大きい場合もあり、資産価値が下がることは不可避です。

他方、男の場合は、経済的資源が漸増していく給与システムになっているので、資産価値は年々上昇しているふうに考えられます。したがって、女性のほうに資産を増大させる能力がないと、夫婦間の商品価値にアンバランスが生じて、離婚か、そうでないときは価値の格差分だけ不倫するようになります。


結婚の第4の問題は、上記のような浮気(不倫)への罰則が、結婚前に比べて大きい点です。結婚前であれば浮気が発覚しても、多少の修羅場を覚悟さえすれば済むことですが、結婚後は、罰則規定があるので、離婚するとなると多大なコストが発生します。したがって、結婚前にモテる男にとっては、浮気が許されない結婚より、恋愛という中期保有の形態をとりつつ、相手をとっかえひっかえするほうが得策と考えているようです。

総合的に考えると、結婚の最大のメリットは「子ども」ということになります。

「恋愛バブル」とは、相手を好きになることによって、相手の資産価値を過大に評価してしまう現象で、「あばたもえくぼ」とたとえらえるものです。「一緒にいられないとつらい」「1分1秒でも一緒にいたい」「毎日彼のことを考えている」「世の中に彼ほど素敵な男はいない」と思った時期のことです。プロポーズは、恋愛バブルが生じているときのみ行われるものです。男側に「彼女を長期的に保有したい」と思わせることができたら、結婚できるということです。


逆に言うと、この常識を超えた恋愛バブルが生じている間しか、母子に優遇し、夫に対して不利な結婚を決断させる不合理な一夫一婦制の関係を、少なくとも男側から結ぼうとは思わないものなのです。

この2年くらいの短い時期を逃すと男は冷静になり、結婚に対して積極的ではなくなります。女性は「もう少し相手を見極めたい」「もう少し仕事が落ち着くまで」などと言っている場合ではなく、この時期にプロポーズと婚約を済ませてしまうのが得策です。


女性誌はいたずらにはやしたてます。「30代後半、モテ期到来」などと。アラサー・アラフォーの女性にモテ期はほぼ来ないのにです。女性誌は売らんがための商売です。医学的な見地から、女性の生殖力のピークはずばり19歳~20歳あたりです。その後、徐々に卵子が劣化していきます。それと同時に見かけも比例して衰え始めます。したがって30代ともなると、男から見た女性の視覚的魅力がかなり減退しているということがいえます。

 

既婚女性がパートナーと出会った年齢のピークは18~24歳くらいまで、通常は高卒から24歳ぐらいまでに「この人だ!」という相手を見つけなければ、結婚の可能性は低くなっていきます。多くの女性の「モテ期」は24歳までです。だから、24歳を過ぎてしまった女性であれば、いかに早くモテ期信仰を捨てられるかがカギになってきます。


さらにもう一つ。昔モテたあなたへ。「過去の栄光」は決して追わないことです。モテ期にしても生殖力にしても、ピークを過ぎてしまったことは事実なのです。もし20歳だったら、あなたがすべきことは、相手の男への妥協です。妥協するってものすごくイタく、受け入れがたいこととは思うでしょうが、他人から見ると、妥協できないで「過去の栄光」を追っているあなたを見るほうがもっとずっとイタいのです。 (この部分は私はよく理解できません。もし30歳だったらなら、文章が通ると思うのですが、本書には20歳と書かれています。妥協するのに20歳というのはおかしいと思うのですが。私の文章読解がおかいいのかなぁ)


むしろ危険な「そこそこモテた経験があるタイプ」。
見た目は普通、もしくは普通よりやや上のレベル。男との交際経験もゼロではない。理想の男性像もさほど高くない。それなのに、結婚の話がまとまらなかったというタイプの女性も少なくありません。つまり、そこそこモテるタイプでありながら、結婚には至らなかった30代の女性は案外多いのです。理由は、省エネ恋愛だからです。「私ってシャイな人だから、出不精で」「初対面の男とは何を話していいかわからないから、合コンとか苦手で」というように、恋愛に対して最初から極めて消極的な姿勢で臨んでいることをいいます。「省エネ」をしてきた女性には、「私のことをわかってくれる男性がいつか現れるだろう」という白馬の王子様幻想があります。努力して、受験も合格し、就職もできました。

つまり、「がんばれば報われる」と信じています。それを恋愛にも反映させています。


省エネ恋愛が難しい理由。計算は省略しますが(本書を読んでください)、1000人いて、結婚対象者がたったの17人になります。もちろん、これに年収はいくらが良いとか、学歴は大卒が良いとか、身長は170センチ以上とか、クサくて不潔な人は嫌だとか、遠距離は嫌だとか、好き勝手に条件を加えていくと、天文学的な数字になります。特別な努力をしないと、結婚できない時代なのです。


現在より3年、5年たったあなたには、残念ながら今と同じだけの市場価値はありません。本当に結婚を焦りはじめたときでは遅いからこそ、手遅れになる前に本気で結婚を考えたほうが賢いと思いませんか?


片思いの方へ。結婚が難しい時代だからといって、女性の方から、ガツガツ、積極的に告白して良いというわけではありません。女性の方から男に「好きだ」と告白すると、男から見ると、「無料」で「生殖機会」を手に入れるようなものです。自分から告白するのはよくない、ずっと待っていることもいけないとなると、どうしたらいいのでしょうか。

実は、好きな男の気を引くテクニックがあります。「ボディータッチ戦略」「シンクロナイズ戦略」
「短距離会話法」「モテ動詞戦略」「モテしぐさ」など。詳しくは本書で。


結婚という目的を達成するためには、「めんどうくさい」と思ったらだめです
。フットワークを軽くすることが重要です。投資して初めてリターンが得られます。結婚の場合は、時間、エネルギー、お金の3つが投資する原資ですが、とくに時間とエネルギーをほどよく相手に投資して効率よくハイリターンを目指す、これが結婚への近道です。

この意味でも、「めんどうくさい」「恥ずかしい」「勇気が出ない」と思ったりすることは致命的です。自分がどれくらいの大きなリターン(男の生涯年収3億円の半分)を獲得しようとしているのか、考えてみてください。

30代前半の男の年収の平均は432万円、30代後半になっても505万円と、女性が普通という「年収600万円」を超えることはありません。かろうじて、年収600万円の壁を超える年代は、45歳~59歳です。

社会人として成功している女性が陥る典型的パターンに「ベースライン思考」と呼んでいるものがあります。「ベースライン思考」とは自分を最低ラインとして異性を探すことを言います。社会的地位も自分と同じぐらい、年収も自分と同じかそれ以上、学歴も自分と同じかそれ以上を望むという考え方のことです。

 

経済的に不安を感じている結婚に踏み切れない男を攻略するには?
こう言うといいです。「一緒に暮らしたからといって、プレッシャーに思わなくてもいいんじゃないかな。生活費が2倍かかるわけじゃないし。私はそんな現実的なことよりも、2人が一緒にいられることのほうが大切だしうれしいな」と言い、さらに畳み掛けます。「そもそも結婚しても仕事は続けるつもりなので、今とそんなに状況は変わらないはずだよ。むしろ、私は定時に帰れるのっで、夕飯はお家で手料理を作ってあげられるから、楽じゃない?」と。


女性は占い好きですが、「運命」や「天命」や「占い」などを信じていては駄目です。将来は自分で切り開くものです。例として、知人の知り合いにずるがしこい男がいて、占い師にお金を積んで、自分のことを「運命の人」と言わせたところ、まんまとその女性は引っかかって、男と交際したという例があります。


「結婚のお試し同棲もいいかも」という女性がいますが、「同棲は結婚の最大の敵」と心してかかるようにしましょう。なぜなら、「与えすぎる女」になっているからです。「与えすぎる女」とは、結婚を願う女性が、男に対して尽くしすぎてしまう現象を言います。同棲すると、料理、掃除・洗濯、性行為を簡単に与えてしまうことになります。


強硬手段として、「できちゃった婚」もありです。全婚姻の25.3%を占めています。なんと4分の1です。少子化問題を食い止めているともいえます。ただし、「でき婚」にたどり着けるかどうか難しいです。(でき婚と人工中絶の割合は1対2で、人工中絶のほうが断然多い)


最適化とは、結婚する前に数人を横に並べて最良の相手を選ぶ方法です。なにしろ女性はおごられる側です。極端な話、1週間に7人の男とつきあうことだってできます。男はおごる側なので、同時に複数の女性とつきあうことが難しいです。

多少のモラルに反しますが、同時進行が相手にバレない限り、許されるでしょう。極端、結婚する前に浮気するのが女、結婚後に浮気をするのが男という構図です。例外事項ですが、芸能人はつらいところです。複数の男とつきあう戦略がとりづらいのです。ばれて、週刊誌に報道されたら、候補の男たちは、怒ります。あくまで、バレないことが前提です。


幸せな結婚生活の秘訣は、結婚に過度に期待しないこと。「恋愛バブル」は1年半~2年で消滅してしまいますが、恋愛バブルがなくても、相手を過度に高く評価したり、自分を過度に低く評価することで、幸せな結婚を継続できます。
1つは自己評価が低い場合、本当は70点の自分を50点と思えば、相手が70点だとしても、「自分にはもったいないくらい素敵な人」となります。2つ目は他者評価が実際よりも高い場合です。70点の相手を90点に過大評価しても同じように「自分にはもったいない人」になります。


結婚後は加点制度へ
。たとえば、夫にとっては、妻が朝ごはんをつくってくれたら加点になります。加点だから、すんなりと「ありがとう」の言葉もでてきます。その反対に「自分は働きに出ているのだから、妻が朝ごはんをつくるのは当然」と思えば、加点ゼロです。おいしくないものをつくったときにはさらに減点になります。

妻にとっては、残業をしてまで稼いでくれる夫には、加点。残業して夜遅く帰ってくるから減点では、一所懸命働く夫がかわいそうです。残業してまで稼いで経済的資源を供給しようとする男は、仕事の疲れと妻からの減点のダブルパンチで立ち直れません。

以上。

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