書評 「ここをチェック!ネットビジネスで必ずモメる法律問題」




この本は、事業の立ち上げから軌道に乗るまで、そして軌道に乗ってから直面するであろう法律問題を、順に時系列で書いています。

IT・ネットビジネスに関わる方は必読と言えるでしょう。

著者は、IT系で起業しましたが、契約上の法律のトラブルで、事業がつぶれたそうです。
最近、そういう事例も多いとのこと。油断はできません。あらかじめ、直面するであろう法律問題はつぶしておいたほうが良いでしょう。

例えば、オンラインゲームなどにおいて、実際はあるアイテムを購入しないと一定レベル以上のステージには進めないにもかかわらず、「完全無料で利用可能」と表示したり、クラウドサービスなどで、実際には無料のデータ容量、データの種類は限られているのに、「無料ですべてのデータを保存して、どこからでもアクセスできます」などと表示するのは、景品表示法に違反します。

他にも、エスクローサービス、資金移動業、代金決済代行サービスなど興味深い用語と事例が載っています。

まとめサイト著作権問題、リンクを貼る方法、商標権、契約書の注意点、瑕疵担保責任、損害賠償条項、パブリシティ権、有利誤認表示、利用規約、プライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表示、資金決済法、前払式支払い手段、ユーザーが未成年の場合の対処法、特定電子メール法、オプトイン、措置命令、特許公報、著作者人格権、権利処理、プロバイダ責任制限法、発信者情報開示請求、資本政策 など盛りだくさんのキーワードがあります。

これらのキーワードで知らない語が多ければ多いほど、買いの1冊でしょう。
また、これらの語以外にも、まだまだたくさんの内容が書かれています。

IT、ネットビジネスで、法律で挫折したり、会社を潰さないために読んでおきたい本です。

以上。

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